体の不調を、本格的な湯治で改善したい・・・そう思い立ったとしたら、まず決めるのはどこの温泉地へ行くか。そして、次に考えるべきは、どのくらいの期間湯治を行なうかということです。
温泉の成分はいろいろありますが、一日や二日お湯に浸かっただけで効果を実感するのは、どこの温泉でも難しいはずです。もちろん、泉質が体に合うかどうかを試すために、事前準備として短期間の滞在をするのはよいこと。強い泉質の温泉地では、むしろそうすべきだと勧められることもあります。
では、本格的な湯治に必要な期間とは? よく目安にされるのは、「一巡り」という言葉。一巡りとは、3日間であるという地域と7日間であるという地域に分かれます。泉質によって日数が違うということのようなので、ここはしっかり確認しておきたいですね。
この一巡りの間に、徐々に体を慣らしながら湯治を行います。そして、一巡りが終了したら、できれば一日程度の休憩を。この一巡りを三回繰り返すのが、伝統的な湯治の方法です。
つまり、湯治にかかる期間は最低でも9日間。長めにとると、21日間(加えて休憩の日数)かかることになります。
さらに、この「一巡り×三回」を年に数回繰り返すことで、本当の湯治の効果を実感できるのだとか。なかなか先の長い話ですが、湯治に焦りは禁物ということがよく分かりますね。
これだけ日数がかかると、予約をとるのも大変です。長期滞在者向けの自炊部などでも、かなり早期から宿泊施設に問い合わせておく必要があります。
いつの時代も人気のある湯治。しかいs、労力も費用も決して軽くはないということは、あらかじめ覚悟しておいたほうがよさそうです。