湯治へ行こう! そう考えたとき、いつもの旅行で行ったような温泉地を想像していませんか?
実は、いわゆる旅行で行く温泉地と湯治場はまったく性質の異なるもの。雰囲気はもちろん、準備も心構えも違うので、下調べが重要になってくるんですよ。
湯治場には、本気で病気を治そうとして重い病気を抱えた方が集まっていることも少なくありません。遊びに行くような気持ちでいると、その考え方の違いからトラブルになってしまうことも。湯治へ行くなら、意識を切り替える必要がありそうです。
また、「湯治」という言葉のイメージから、閑散とした浴場でじっくり湯に浸かる・・・といった光景をイメージするかもしれませんが、実際には混雑していることもあります。
特に、人気の湯治場のシーズン中などは、いわゆる芋の子を洗うような状態になっていることすらあるそうです。事前に混雑状況を問い合わせたり、貸切浴場があるところを確かめたりしたほうがよさそうですね。
また、本格的な湯治場になるほど、アメニティグッズなどの備品やバスタオルは用意されていません。基本的には、身の回りのものは持参することになります。また、長期滞在者の経済的負担を減らすため、旅館に比べるとかなり質素な部屋であることも多いです。
泉質によっては金属腐敗が起きてしまうので、クーラーや冷蔵庫がないこともあるんですよ。また、地域や機種によっては携帯電話がつながりにくいこともあるようです。
食事付きの部屋意外に、「自炊部」と呼ばれる部屋を用意している宿泊施設も多く存在します。その名の通り、自分で毎日の食事を作るというわけです。
普通の旅行とは違った準備が必要なので、湯治に初めて行くという人は必ず事前に確認しておきましょう。