湯治が健康によいと言われる理由はいろいろありますが、総合すると「自然治癒力が向上する」という一言にまとめることができるようです。
じつは、これは驚くべきこと。自然治癒力が高まれば、病気のつらい症状を和らげるだけでなく、そもそも病気を予防することができるんです。
というのも、病原菌が体に侵入したとき、体がそれに打ち勝つことができれば発病しないからなんですって。歳をとると病気になりやすいというのも、体の持つ自然治癒力が低下してしまっているからなんですね。
では、湯治で自然治癒力が向上するのはどうしてなのでしょうか? 健康と温泉の関係を調べると、嬉しいことが分かりました。
健康でいるために大切なことは、内臓など体内の機能を正常に保つため、細胞に元気でいてもらうこと。いつまでも古い細胞が居残ったり、新しい細胞が生み出されなかったり・・・という状態では困るのです。
そこで、常に新鮮な細胞でいるために、新陳代謝を活発にする必要があります。子どものころには新陳代謝がよかった人も、加齢と共に衰えてしまうもの。運動などで体を刺激することも有効ですが、日常的にスポーツを続けるのは難しいという人も多いですよね。
そこで、温泉に入るという方法が人気なんです。温泉に入ることで体が温められ、内臓機能がよくなります。また、新陳代謝を活発にするだけでなく、汗をかくことで老廃物を排出することもできます。こういった効果が、手軽かつ気持ちいい温泉で得られるとしたら・・・嬉しいですよね。
身体そのものを健康に近づけていくために、湯治を選ぶ人が多いのも納得です。